この記事では、プラチナプリファードを愛用する現役銀行員の筆者がプラチナプリファードの改悪後の損益分岐点を解説します。
プラチナプリファードはクレカ積立の仕様に大幅な改悪がありました。そうなると損益分岐点が気になります。
今回は、そんな「改悪後の三井住友カード プラチナプリファード」の「損益分岐点が年間100-200万円」である理由を解説していきます。
- 三井住友カード プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点
- プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点が100-200万円である理由
- プラチナプリファードで実際に獲得できるポイント額(著者実績)
現在、プラチナプリファードは、新規入会 & 条件達成で最大73,600円相当のVポイントが付与されるキャンペーンを実施中です。
当サイト経由で「三井住友カード プラチナプリファード」を申し込むと、通常の新規入会&利用キャンペーンに加えて、さらに10,000円相当のポイント付与があるので、この機会を逃さないようにしてくださいね。
プラチナプリファード新規入会特典
新規入会キャンペーンで
最大73,600円相当プレゼント

当サイトからの紹介で
\10,000円相当を追加プレゼント/
(三井住友カード公式サイト)

-
- 筆者 とことこ|30代 1児の母
- メガバンク勤務の現役銀行員
- 個人資産運用コンサル業務
- FP1級保有
- クレカで貯めたポイントで旅行を楽しむのが趣味
- 三井住友カード プラチナプリファードを使用中
プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点は?|クレカ積立大幅改悪

プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点は、年間利用額100万円-200万円を考えると良いです。
これまではクレカ積立利用額が重要でした。しかし改悪後のプラチナプリファードの損益分岐点は年間利用額が重要となります。
改悪前はクレカ積立すれば損益分岐点が低かった|2024/9まで
三井住友カード プラチナプリファードは2024年10月以降、クレカ積立時ポイント付与率が変更されました。これが改悪と呼ばれています。
改悪前の2024年9月までは、プラチナプリファードはかなりポイント付与率が高く設定されていました。
なので、クレカ積立のポイント付与だけで年会費のほとんどを取り返せすことができ、プラチナプリファードの損益分岐点は意外と低い特徴がありました。
- プラチナプリファード
・最大5.0%のポイント付与率
・年間最大30,000円相当のポイントを獲得できた
➡︎ あと3,000円相当のポイント獲得で損益分岐点クリアだった
クレカ積立のポイント付与率の条件改悪の前は、年会費のほとんどをクレカ積立ポイント付与率でカバーすることが可能でした。
つまり、2024年9月まではプラチナプリファードを検討する際、クレカ積立でいくら毎月行うかがかなり重要な判断ポイントになっていました。
改悪後の損益分岐点は「年間利用額」が重要|クレカ積立ではない
- プラチナプリファード
- 年間利用額100万円以上:1.0%
- 年間利用額300万円以上:2.0%
- 年間利用額500万円以上:3.0%
- 年間最大120万円まで
* 改悪後のプラチナプリファードクレカ積立ポイント付与表
ポイント 獲得量 | 年間利用額 300万円未満 | 年間利用額 300万円以上 | 年間利用額 500万円以上 |
---|---|---|---|
クレカ積立 ポイント付与率 | 1.0% | 2.0% | 3.0% |
毎月のクレカ積立額 1万円 | 100P/月 1200P/年 | 200P/月 2400P/年 | 300P/月 3600P/年 |
毎月のクレカ積立額 5万円 | 500P/月 6000P/年 | 1000P/月 12000P/年 | 1500P/月 18000P/年 |
毎月のクレカ積立額 10万円 (最大) | 1,000P/月 12,000P/年 | 2,000P/月 24,000P/年 | 3,000P/月 36,000P/年 |
プラチナプリファードのクレカ積立の仕様は2024年10年以降、大幅に改悪されました。
そもそものポイント付与率も低くなったことに加えて、ポイント付与率が年間利用額に応じて変化する仕様となりました。
なので、クレカ積立ポイント付与だけで年会費を取り返すことは現実的に難しいことに加え、ポイント付与率を上げるためにも結局年間利用額が重要となりました。
プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点は「200万円以下」で考える
プラチナプリファードはクレカ積立仕様に大幅な改悪がありましたが、それでもプラチナプリファードの損益分岐点は「200万円以下」と考えて良いと思います。
その理由は以下になります。
- 通常のポイント還元1% :20,000円相当
- 100万円毎に10,000円相当付与:20,000円相当
➡︎ 年間200万円利用で40,000円相当のポイントを獲得できるから
プラチナプリファードで年間200万円を利用すると、合計で40,000円相当のポイント還元を受けることが可能です。
プラチナプリファードの年会費が33,000円なので、40,000円相当のポイント付与を受けることができれば、損益分岐点はクリアとなります。
プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点は「200万円以下」で考えると良いと思います。
「以下」と書いているのは、プラチナプリファードは様々な場面でポイント還元率が高くなる仕様となっているためです。
対象のコンビニ・飲食店やプリファードストアを利用することで最大10%のポイント還元を受けることが可能であるため、これを利用するとさらにプラチナプリファードの改悪後の損益分岐点を下げることが可能です。
当サイト経由で「三井住友カード プラチナプリファード」を申し込むと、通常の新規入会&利用キャンペーンに加えて、さらに10,000円相当のポイント付与があるので、この機会を逃さないようにしてくださいね。
プラチナプリファード新規入会特典
新規入会キャンペーンで
最大73,600円相当プレゼント

当サイトからの紹介で
\10,000円相当を追加プレゼント/
(三井住友カード公式サイト)
プラチナプリファードの改悪後のポイントシミュレーション

プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点は、プリファードストア(特約店)の活用状況、クレカ積立の利用の有無によっても異なります。
とはいえ、「年間200万円以下」のカード利用が損益分岐点といえそうです。シミュレーションしていきます。
プラチナプリファード年間ポイント獲得額シミュレーション
プラチナプリファードで獲得できるポイント額を利用金額ごとにまとめました。
プリファードストア(特約店)の利用状況によって獲得できるポイント額は変わるものの、年間200万円以下の利用額がプラチナプリファードの損益分岐点といえそうです。
- カードのポイント還元率:2%と仮定
(通常利用1%+α)
- クレカ積立ポイント付与率:1.0%と仮定
(年間利用額300万円未満)
- 年間100万円利用毎に10,000円相当獲得
* プラチナプリファード 獲得ポイント額シミュレーション
年間利用額 100万円 | 年間利用額 200万円 | 年間利用額 300万円 | 年間利用額 400万円 | |
---|---|---|---|---|
クレカ積立 利用なし | 30,000P | 60,000P | 90,000P | 120,000P |
クレカ積立 月3万円 | 33,600P | 63,600P | 97,200P | 130,800P |
クレカ積立 月5万円 | 36,000P | 66,000P | 102,000P | 138,000P |
クレカ積立 月10万円 | 42,000P | 72,000P | 114,000P | 156,000P |
プラチナプリファードのポイント還元率は2%~4%で考えれる
プラチナプリファードは様々な場面でポイント還元率がアップします。これがプラチナプリファードの魅力の一つです。
- 通常利用:1%
- 海外利用:3%
- 対象のコンビニ・飲食店:最大7%
- プリファードストア:最大10%
対象のコンビニ・飲食店やプリファードストアは結構色々な店舗が対象となっているため、想像以上に高いポイント還元率で利用することが可能です。
先に述べると、著者実績だとプラチナプリファードは「4%」のポイント還元率で利用できました。
この実績をベースにすると、低く見積もっても「2.0%~4.0%」のポイント還元率で利用できると思います。
先ほど、プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点は年間200万円と紹介しました。
プラチナプリファードのポイント還元率を1%以上で利用できれば、プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点はもっと下げることが可能です。
プラチナプリファード新規入会特典
新規入会キャンペーンで
最大73,600円相当プレゼント

当サイトからの紹介で
\10,000円相当を追加プレゼント/
(三井住友カード公式サイト)
プラチナプリファードの損益分岐点を下げる3つのコツ

プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点を下げる3つのコツについて紹介します。
- プリファードストアを使いこなす(最大10%還元)
- 対象のコンビニ・飲食店を使いこなす(最大7% or 最大20%還元)
- クレカ積立を利用する(最大3.0%還元)
- 家族カードを利用し利用を集約
1. プリファードストアを使いこなす
プラチナプリファードはプリファードストアとよばれる特約店でのカード利用で最大10%のポイント還元を受けることができます。
通常ポイント還元率は1%ですが、プリファードストア(特約店)を意識してカードを利用することで大きなポイントを獲得することができます。
プリファードストアは、コンビニや飲食店、スーパーマーケットなど日頃よく利用する店舗が多く含まれているため、日常のカード使いでもいつの間にかまとまったポイントが貯まるのが魅力です。
また、支払いが高額になる旅行予約サイトやふるさと納税サイトも高還元の対象となっているので、プリファードストアを使いこなすことで、年間10万円以上のポイント獲得も夢ではありません。
2. 対象のコンビニ・飲食店を使いこなす
プラチナプリファードは、対象のコンビニ・飲食店で最大7%のポイント還元率を受けることが可能です。
そうすれば、プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点をさらに下げることが可能ですね。
さらに、Oliveフレキシブルペイと2枚持ちすることで、プラチナプリファードの対象のコンビニ・飲食店でのポイント還元率は最大20%まで引き上げることが可能です。
詳しくは以下の記事で開設しています。
プラチナプリファードの損益分岐点は、対象のコンビニ・飲食店やOliveフレキシブルペイを利用しながら、うまく引き下げていきましょう。
3. クレカ積立を利用する
プラチナプリファードは、SBI証券のクレカ積立のポイント付与率が唯一の最大3%のクレジットカードです。
クレカ積立でのポイント付与率は、年間利用額がそれなりにないと1.0%や3.0%のポイント付与率を受けることができません。
とはいえ年間利用額があれば、クレカ積立でもポイント付与を受けることができるので、使える方は積極的に利用していきましょう。
プラチナプリファードは、SBI証券でのクレカ積立で最もポイント付与率が高いカードとなっており、年間最大36,000円相当のポイントを獲得することができます。
4. 無料の家族カードの発行がお得
プラチナプリファードで元をとるためには、家族カードの発行がおすすめです。
プラチナプリファードは、家族カードを年会費無料で発行することができ、家族カード会員も本会員と同様のポイント還元やカードの付帯サービスを利用することができます。
家族カードでの利用金額は、新規入会時の40万円利用特典や100万円以上利用時の継続特典の利用額に合算することができます。
家族で支払いをプラチナプリファードに集約することでより特典で獲得できるポイント額が大きくなり、プラチナプリファードを活用するメリットが広がります。
プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点|著者実績

実際プラチナプリファードを3年以上愛用している筆者が、元が取れるかどうかについて解説します。
著者のプラチナプリファードは「4.0%」で年間利用
様々な場面でポイント還元率がアップしますが、著者の場合はプラチナプリファードのトータルでのポイント還元率が「4.0%」となりました。
- 対象のコンビニ・飲食店:1万円/月 → 7%還元
- 特約店(スーパー利用):1.5万円/月 → 2%還元
- ふるさと納税:5万円/年 → 5%還元
- 旅行:10万円/年 → 10%還元
- 通常利用:55万円/年 → 1%還元
- 年間100万円利用 → 10,000円相当の追加付与
➡︎ 著者実績:合計で100万円利用し、「40,000円分」のポイントを獲得
(新規入会&利用キャンペーン、クレカ積立を除いた実績)
著者の場合は、プラチナプリファードをトータルで4.0%ポイント還元率で利用できています。
プリファードストアや対象のコンビニ・飲食店をよく利用できていることが理由かと思います。
なので、低く見積もっても、プラチナプリファードは「2.0%~4.0%」のポイント還元率で利用することは可能かと思います。
プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点を著者実績から試算
トータルの ポイント 還元率 | 年間利用額 100万円 | 年間利用額 200万円 | 年間利用額 300万円 | 年間利用額 400万円 |
---|---|---|---|---|
2.0% | 20,000P | 40,000P | 60,000P | 80,000P |
3.0% | 30,000P | 60,000P | 90,000P | 120,000P |
4.0% | 40,000P | 80,000P | 120,000P | 160,000P |
クレカ積立、新規入会&利用キャンペーンは除いた試算になります。
プラチナプリファードのポイント還元率は通常1.0%ですが、プリファードストアや対象のコンビニ・飲食店の高いポイント還元率を利用することで、トータルでのポイント還元率を引き上げることが可能です。
著者実績をベースに、2.0%~4.0%で試算してみると、年間100万円~200万円がプラチナプリファードの改悪後の損益分岐点になるという結果になりました。
プラチナプリファードの新規入会は、カード保有者からの紹介が最もお得ですので、迷われている方はぜひ当ブログ経由でお申し込みください。
当サイト経由で「三井住友カード プラチナプリファード」を申し込むと、通常の新規入会&利用キャンペーンに加えて、さらに10,000円相当のポイント付与があるので、この機会を逃さないようにしてくださいね。
プラチナプリファード新規入会特典
新規入会キャンペーンで
最大73,600円相当プレゼント

当サイトからの紹介で
\10,000円相当を追加プレゼント/
(三井住友カード公式サイト)
まとめ|プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点は100-200万

プラチナプリファードの改悪後の損益分岐点は年間100-200万円で考えると良いと思います。
- 年間200万円利用で40,000円相当のポイントを獲得できる
- さらに対象のコンビニ・飲食店やプリファードストアでポイント還元率がアップする
➡︎ 年間200万円以下で損益分岐点に到達
改悪後のプラチナプリファードでも、対象のコンビニ・飲食店やプリファードストアの活用で獲得できるポイント額は大きく膨らみます。
さらに、現在プラチナプリファードではお得な新規入会&利用キャンペーンが開催されています。
現在、プラチナプリファードは、新規入会 & 条件達成で最大73,600円相当のVポイントが付与されるキャンペーンを実施中です。
最大73,600円相当のポイントが獲得できるキャンペーンに加えて、カード保有者からの紹介入会でさらに10,000円相当のポイント付与を受けることができます。
コメント